独裁制の体験授業でみんなが狂気集団になっちゃう心理スリラー。ユルゲン・フォーゲル、フレデリック・ラウ、マックス・リーメルト他。監督デニス・ガンゼル。2008年ドイツ
高校教師ベンガー(ユルゲン・フォーゲル)は、独裁制のついてのクラスを受け持つことに。でももともと専門でないベンガーは手っ取り早く生徒に理解させるため、独裁制を体験させる実習授業を思いつき早速開始。「これからは”様”をつけろ」「発言する時は挙手しろ」はじめこそ戸惑いや嫌悪感を抱く生徒もいたが、団結することに次第に高揚感を覚えちゃうベンガーと生徒たち。白シャツGパンを制服にして自らの集団を”ウェイヴ”と呼びWEBサイトやステッカーを作りはじめる。段々エスカレートしていくウェイヴの活動はいつしかクラスの枠を越えていきベンガーもお手上げの一人歩き状態に!
集団洗脳に陥る事って閉鎖的な状況下なら多いにあり得そうで妙にリアルでした。ベンガーの奥さんや一部の生徒が授業に批判的なんだけどこれをウザいと思ったら充分マインドコントロールされてますよ。笑 元ネタはアメリカで実際にあった事件です。「es」が好きな人はこれも好きなはず!