2/23/2012

#9 映画『ホステル3/Hostel: Part Ⅲ(原題)』

ラスベガスの秘密拷問クラブで繰り広げられる殺人拷問てんこ盛りのサディスティックホラー。「ホステル」シリーズ第3弾。ブライアン・ハリセイ、キップ・パルデュー、ジョン・ヘンズリー、サラ・ハーベル他。監督スコット・スピーゲル。2011年アメリカ

結婚式直前の主人公スコット(ブライアン・ハリセイ)は"独身サヨナラパーリィー"ってわけで、友人カーター(キップ・パルデュー)と一路ラスベガスへ。現地で友人2人と合流した4人がギャンブルを楽しんでいるとセクシーなネーチャン2人組に声を掛けられる。ナンパする手間が省けたぜと4人がニヤニヤしてると「イイトコ知ってるの♪ソコ行かない?」と積極的なお誘い。よし行こうぜと教えられた場所は怪しさプンプン。スリルを求めた4人は地下クラブで狂乱の夜を過ごすが翌日友人の一人が行方不明。なんと一緒にいたネーチャンの片割れも行方不明らしくみんなで捜索開始。友人から送られてきたメールに記されたホステルへ向かうといきなり拉致!連れ去られた先は人が人を拷問し殺すことが出来る会員制の“エリート・ハンティング・クラブ”だった。変態セレブ達の拷問ゲームのエジキにされてしまったスコット達は果たしてサバイブできるのか!?



シリーズが進むにつれて面白くなくなるという定説がありますが…。これもそうでした。拷問シーンは相変わらずのグロさでキモチワルイんですが、なんかキレイにまとまっちゃってるんですよ。この作品の肝である拷問の描写がなぜか少なく、しかもアッサリ殺しちゃうんでもっとジワジワなぶって欲しかったな~。あとは舞台がラスベガスに変わっちゃったのも残念。前2作はスロバキアっていう馴染みない国ならではのアングラ感が雰囲気あって良かったのにアメリカ…ラスベガス…って。映画化なしのDVDスルーってのも納得です。

映画ホステル3の画像