4/22/2012

#41 映画『スティーヴン・キング/痩せゆく男/Thinner(原題)』

ジプシーの呪いでガリガリに痩せちゃう男の話。原作はスティーヴン・キングの同名小説。ロバート・ジョン・バーク、ジョー・マンテーニャ、カリ・ウーラー他。監督トム・ホランド。1996年アメリカ

やり手弁護士のビリー(ロバート・ジョン・バーク)は超おデブちゃんで肥満に悩んでいた。ある夜、飲酒運転中に老女ジプシー(カリー・ワーラー)を轢き殺してしまう。ビリーは旧知の警察署長と判事に頼んで事故を揉み消す。弁護士のクセにとんでもない奴だ。晴れて無罪判決になり裁判所を出ると長老ジプシーが現れビリーの頬をなで「痩せていく…」という言葉を残し去っていった。すると翌日からどんどん痩せていくではないか。始めはダイエットの効果が出たゾと喜んでいたが、いくら食べても体重は減り続ける。したらば事故の揉み消しに加担した署長と判事が変死した。ビリーは長老ジプシーの呪いではないかと恐れおののき長老の行方を探す。



パッケージとあらすじからゾワゾワホラーかと思いきや、呪いを解こうとするけど断れたからマフィア使って仕返しする、それにジプシーも反撃する。やられたらやり返す仕返しの応酬劇でまさに”目には目で、歯には歯で”なハンムラビ法典的ストーリーです。ストーリーはある意味裏切られたけどラストのオチはイヤミな感じでまぁまぁ楽しめました。ちなみに序盤でスティーヴン・キングが薬屋の主人役で出演してますよ。

映画スティーヴン・キング/痩せゆく男の画像