5/11/2012

#55 映画『セルラー/Cellular(原題)』

拉致監禁されたオンナ教師が壊れた電話を使ってヘルプミー!なサスペンス。キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ジェイソン・ステイサム他。監督デイヴィッド・R・エリス。2004年アメリカ

高校の生物教師のジェシカ(キム・ベイシンガー)は夫と息子と幸せ生活を送っていた。ある日、息子を学校に送り帰宅すると突然男たちが侵入、あっという間に拉致されてしまった。見知らぬ屋根裏部屋に監禁されワケも分からずおおのいていると犯人リーダーのイーサン(ジェイソン・ステイサム)がやってきて部屋にあった電話をハンマーでぶっ壊す。「主人はドコだ?アレを出せ」ジェシカにはそれが何か検討もつかない。イーサンが部屋を去った後、ジェシカは壊された電話のワイヤーを接触させダイアル発信を試みる。で、四苦八苦やっとのことで繋った相手はライアン(クリス・エヴァンス)というイマドキ兄チャンのケータイだった。「監禁されてるのタスケテちょうだい」とライアンに訴えるも「ハハハ、イタズラだろ?ボクは忙しいんだよ」と相手にされない。ダイアル発信でかけている電話だから切られたらジ・エンドなのだ。どうすれば信じてもらえるのよ!キーー!



ストーリーのテンポが早くてハラハラドキドキあっという間だった。最初ライアンはイタズラ電話だと思って相手にしないんだけど(そりゃそうだ)途中からホンモノだと確信してからの孤軍奮闘っぷりがスバラシイ。シリアスな展開だけどたまにユーモアも入っていてそれがおもしろい。ただ、ライアンのスーパーマンっぷりには思わずツッコミたくなる。だってビーチでナンパするようなただの若者なのに頭キレ過ぎでしょ。

セルラー [DVD]

映画セルラーの画像