6/09/2012

#66 映画『クライモリ デッド・エンド/Wrong Turn 2: Dead End(原題)』

樹海へ撮影で訪れた出演者&クルーが奇形カニバリズムファミリーに襲われる切株ハードコアスプラッター。前作「クライモリ」の続編。エリカ・リーセン、ヘンリー・ロリンズ、テキサス・バトル他。監督ジョー・リンチ。2007年アメリカ

映画クライモリ デッド・エンドの画像


冒頭シーン。ウェストバージニアの森の中にある撮影現場へ車で向かっていた出演者の女優ネーチャンが道の途中で突然現れた奇形キラー2人組にブッ殺される。
で、彼女が出演する予定だった番組ってのは5日間のサバイバル・ゲームで勝ち抜くと賞金がもらえるというありがちなリアリティ番組なんだが、そんな彼女の悲報も知らず森へ集まった男女数名と撮影クルー。スケーターの軟派ニーチャンや肩のケガでプロへの夢を断たれたアメフトマン、歌手志望のお色気ネーチャンに女軍人など出演者は多種多様だ。

さて。時間になっても(冒頭でブッ殺された)女優ネーチャンが来ないので仕方なく女性ディレクターを急遽参加させ収録は開始。
番組は元軍人のデール(ヘンリー・ロリンズ)さんの熱の入った司会進行で進められていくんだが、撮影の舞台となった森こそが奇形キラーたちが住みつく縄張りだった。


ー感想ー

前作よりキラーの数もゴアシーンも大幅パワーアップしています。開始5分くらいでソッコー体まっぷたつ&腸がビヨーンなシーンで度肝を抜かれます。その他、弓で目ん玉打ち抜かれたり頭にオノがブッ刺さったり首チョンパなどハードコアな切株シーンが盛り沢山ですよ。

前作では奇形キラー3兄弟しか出ませんでしたが今作ではファミリーで登場します。
お父さんに奥さん、男女の子供などみなさん奇形っぷりもハンパない。(特に出産シーンはエグい)
彼らはすさまじいパワーとタフさを持ち合わせてるんだけど、そのワケが今作で明かされています。奇形は近親相姦を繰り返して生まれたワケですが、規格外パワーの源は近くの閉鎖された製紙工場から流れ出た有害毒物による突然変異ってことみたいです。なるほど納得しました。

あと、てっきり急遽参加した女性ディレクターがサバイブすると思ったけどこれは見事に裏切られましたね。
それからデールさんの孤軍奮闘っぷりもイカしてました。最期はザンネンでしたが途中まではキラーをスカっとするくらいなぎ殺してましたからね。
デールさんことヘンリー・ロリンズですが最近では「Animal Underworld」って番組で司会をやっているそうです。ワニと取っ組み合いやったりタフガイアニキっぷりはさすがです。

PS:タフガイアニキがワニと取っ組みあってる映像です
http://video.nationalgeographic.com/video/nat-geo-wild/specials-2/animal-underworld/ngc-henry-rollins-learns-to-wrestle/