7/05/2012

#72 映画『インシディアス/Insidious(原題)』

新居に引っ越し早々オカルト現象に襲われた一家を描くホラー。パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、リン・シェイ他。監督ジェームズ・ワン。2011年アメリカ・カナダ

映画インシディアスの画像


ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)のランバート夫妻は3人の子供にも囲まれよくある幸せ家族である。最近引っ越しをしたんだが新居に越してから間もなく、本棚に置いたはずの本が落ちていたり、屋根裏から不審な音が聞こえたり、謎の声がモニター越しに聞こえたり、、と家の中でオカルト現象が起こり始める。
そんなある日、長男が屋根裏部屋のハシゴから落ちて原因不明の昏睡状態に陥ってしまう。
この家はオバケハウスだわ!とルネは限界を感じ、ジョシュに再度引っ越しをせがむ。ジョシュも承諾しすぐに新たな家へ引っ越すが、この家でもオカルト現象が止むことはなかった。
長男は一向に昏睡状態から覚める気配もなく、日に日に悪化するオカルト現象に悩まされる一家はある霊媒師に相談することにしたのだが。


ー感想ー

「SAW」シリーズのジェームズ・ワンと「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのオーレン・ペリがタッグを組んだ本作、監督ジェームズ・ワンがなんかのインタビューで「流血や暴力専門の監督として見られるのが嫌だからストーリーやキャラクターに気を配り、流血や暴力以外もイケるぜってのを示したかった」と言った通り、親子の絆を描いたドラマ要素たっぷりの作品です。

結局オバケハウスの話でなく、長男に悪魔が乗り移ろうと付きまとっているが故にオカルト現象が起きたって事で、グロ描写もなく真っ赤な顔の悪魔がちょっと出るくらいのやさしいホラー映画となっています。
とは言っても、音やカメラワークでオドロオドロな雰囲気は出てるんでちょっと怖い気分に浸りたいって時にはいいんじゃないかな。

昏睡状態の長男を救うためにジョシュが幽体離脱して助けに行くっていう、なかなかパラレルなことするんですが、途中からなんとなく読めちゃいました。ジョシュのお母さんが出てきた辺りで勘の鋭い人はジョシュが関係してるんじゃ?って思うんじゃないかな。
それに冒頭のルネと息子の"ジョシュには昔の写真がない”っていうくだりも妙に引っかかったし。
なんとなく展開が読めちゃうところが個人的には物足りなかったかな。